身体を守るということ

私達の消毒現場では作業によっては薬剤を用いることが多いですが、内容物(科学物質)によっては身体に害を伴うものもございます。しっかりとリスクアセスメントをおこない自分の身体を守ってゆかねばなりません。

今回労働安全衛生規則等の一部改正に伴い、事業所ごとに「保護具着用管理責任者」の選任が義務付けられることになりました。

先日講習会に行ってきましたので基本的な考え方を少しまとめてみようと思います。

 

労働者に保護具を使用させるときは、保護具着用管理責任者を選任し、有効な保護具の選択、保護具の保守管理その他保護具に係る業務を担当させなければならず、保護具着用管理責任者の選任に当たっては、その業務をなし得る権限を付与する必要があります。

テキストだとかなり堅苦しく分かりづらいのですが、

ハザード(危険性・有害性)に対してリスク(可能性)を考慮して適切なばく露低減案を講じることが大事です。なのでいの一番に保護具!ではなく、ハザードに対して設備やルールを整理しそれでも不十分な場合は保護具というのが基本的な考え方ですね。

科学物質に関する情報を理解できる責任者と一緒に労働者の安全を守っていくのが職務となりますので、取り扱う薬剤によっては命に関わりますのでしっかりと勉強していきます!

安全第一!!!