こんにちは。
今回は、実際の現場で撮影した「ドブネズミによる掘削跡」の写真をご紹介しながら、ドブネズミの生態と被害の実態に迫ります。
◆ これがドブネズミの仕業!現場写真で見る掘削跡
こちらをご覧ください。
排水桝(はいすいます)周辺の地面が大きく掘られており、地中に空洞が見られます。
これは、ドブネズミが地中を掘り進み、排水設備の隙間から建物へ侵入しようとしていた痕跡です。
◆ ドブネズミの驚異的な掘る能力とは?
ドブネズミは、地中生活に適応したネズミで、以下の特徴があります。
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掘削力が強い:前歯と前脚を使い、固い土や砂利も掘り進む
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狭い隙間も通過可能:わずか2〜3cmの穴でも侵入できる柔軟な体
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排水桝や下水を通じて建物へ侵入:建物の基礎や排水経路は特に狙われやすい
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夜行性で目立たない活動:夜間に掘削し、人に気づかれにくい
◆ なぜ排水桝が狙われるのか?
排水桝は「建物の外と中をつなぐ構造」であり、ネズミにとっての侵入口として非常に好都合です。
排水桝の隙間や、老朽化した部分は特に狙われやすく、写真のように基礎部分に沿って掘り進まれるケースも多く報告されています。
◆ 対策は?〜掘られた場所を元に戻すだけでは不十分〜
掘られた穴を埋め戻すだけでは、再び同じ場所が掘られる可能性が高いです。
根本的な対策としては:
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金網や防鼠プレートで物理的に封鎖
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排水桝の周囲にモルタルや防鼠材を充填
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侵入経路の点検と塞ぎ作業
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ネズミ忌避剤の活用とモニタリング
などが有効です。
◆ まとめ|小さな穴も見逃さず、早めの対策を!
ドブネズミは、わずかな隙間や排水周りから建物内部へ侵入し、食品や配線を荒らす被害をもたらします。
今回のような掘削痕を見つけたら、早期に対処することが被害拡大の防止につながります。
「最近、排水桝の周りが掘られている」「土に不自然な穴がある」
そんな時は、ドブネズミの仕業かもしれません。
気になる方はぜひ、専門業者の点検をおすすめします!