鯉釣り

かなり気温が上がり過ごし易くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?ただ、もう少しすると、ジメジメとした嫌な季節がやってきます。四季のある国ならではの変化を楽しもう、何て気には中々なれないものですね。先日久しぶりに地元に近い多摩川に、鯉を釣りに行ってきました。5月に入り気温の上昇と共に水温も上がり、鯉も活発にエサを食べるようになりますから、釣り易い季節になります。この季節の水辺は生命感に満ち溢れていて、自然に囲まれて過ごす時間は、普段都会の喧騒の中で生活している人間にとって、とても癒される、心の洗濯をするような、欠かせない時間になります。さて、釣りにはルアーやフライと言ったアクション系の釣りと、ヘラブナなどの待ちの釣りがあり、私はどちらも嗜みますが、最近は待ちの釣りが好きですね。ゆっくり、うたた寝をするような感じで魚信を待ちます。竿先に付けた鈴が鳴る瞬間を待つ時間は、とてもワクワクしますね。そして釣り上げた瞬間の満足感は、日頃のストレスを洗い流してくれます。こんな瞬間が持てる事を、心から嬉しく思いますね。この自然を守っていけたら、守っていかなければ、と強く感じます。ご存知かもしれませんが、鯉は外来種です。繁殖力も強く、様々な環境でも増えていきます。近年は、ブラックバスやブラウントラウトが駆除の対象として有名ですね。こうして見ると、様々な外来種が存在している事が解ります。水の中の生態系は各地域により多くの在来種に悪影響を与えています。まぁ水の中にいる外来種が我々の生活を脅かす事は今の所はほとんど無いと思いますが、在来種の数が減っていくのは良いとは言えません。陸の上でもアライグマやハクビシンがかなり増えています。我々も日々各自治体の駆除作業の一環に協力させて頂いていますが、簡単なものではありません。今以上に増やさないような活動を今後も継続していかなければなりませんね。