最近、「寝ている間に刺される」「原因がよくわからないかゆみが続く」といった相談の中で増えているのがネッタイトコジラミです。
いわゆる南京虫(トコジラミ)と同じ仲間ですが、性質が少し違います。
■ ネッタイトコジラミとは?
人の血を吸って生きる害虫で、夜間に活動します。
ベッドや家具の隙間、壁紙の裏などに潜んで、気づかないうちに数が増えていきます。
海外からの持ち込みをきっかけに広がるケースも多く、ここ数年で相談が増えている印象です。
■ 従来のトコジラミとの違い
日本でよく問題になるのは、従来のトコジラミとネッタイトコジラミの2種類です。
ネッタイトコジラミは
・高温に強い
・繁殖のスピードが早い
・薬剤が効きにくい個体がいる
といった特徴があり、現場的にも広がりやすくて手間がかかるタイプです。
■ よくある誤解
トコジラミの仲間には、鳥やコウモリに寄生する種類もいますが、
ネッタイトコジラミは基本的に人から吸血します。
そのため、
・屋根裏の巣が原因
・外から落ちてきた
といったケースとは別の話になることが多いです。
■ 被害の特徴
・寝ている間に刺される
・腕や脚などに赤い発疹が出る
・何箇所かまとまって刺される
ダニと勘違いされることも多いですが、出方に違いがあります。
■ 駆除について
ネッタイトコジラミは
・狭い隙間に入り込む
・しばらく餌がなくても生きる
・薬剤が効きにくいことがある
といった理由で、完全にいなくするのに時間がかかるケースもあります。
表面だけ処理しても残ることがあるので、状況に応じた対応が必要になります。
■ まとめ
ネッタイトコジラミは、従来のトコジラミよりも広がりやすく、対応に手間がかかるタイプです。
「ダニだと思っていたら違った」という相談も多いので、
刺され方や状況に違和感がある場合は、一度確認してみるのがおすすめです。
