【要注意!】ハチの巣を見つけたら絶対やってはいけないこと|危険な見分け方と正しい対処法
「庭の木の中に、何か丸いものが…」「ベランダの軒下に、見慣れないものが…」
もし、そんなものを見つけたら、絶対に近づかないでください。 自分で対処しようとすると、ハチに刺されるリスクが非常に高まります。
1. 巣を見分けるためのポイント:種類別に解説
「この巣は何ハチだろう?」と疑問に思う方もいるでしょう。ハチの種類によって巣の形や危険性が異なります。無理に近づいて確認するのではなく、少し離れたところから観察できる範囲で、以下の特徴をチェックしてみてください。
- スズメバチの巣マーブル模様の複雑な球体や、逆さにしたとっくりを思わせる形が特徴です。軒先、木の洞、床下など閉鎖的な場所に作ることが多いですが、開放的な場所に作られることもあります。初期の巣はとっくりのような形をしています。
- アシナガバチの巣シャワーヘッドのような形をしており、六角形の穴がむき出しになっています。軒下やベランダの手すりなど、雨風が当たりにくい開放的な場所に作ることが多いです。
- ミツバチの巣ロウでできた平らな板状の巣が何枚も重なっているのが特徴です。天井裏や壁の中など、比較的狭い空間に作ることが多いです。
2. ハチの巣を見つけても「絶対にやってはいけないこと」
ハチの巣を見つけたとき、パニックになって以下のような行動を取ってしまいがちです。しかし、これらはハチを刺激し、集団で襲われる危険があるため、絶対にやめてください。
- 巣に近づく、棒などでつついてみる:ハチは巣を守るために攻撃的になります。巣から離れた場所でも、ハチは危険な相手と判断して襲ってくることがあります。
- 自分で殺虫剤をかける:市販の殺虫剤では、巣の奥深くにいるハチまで駆除できません。逆にハチを興奮させてしまい、周囲にいる人まで危険にさらす可能性があります。
- 煙でいぶす:火を使うのは大変危険です。火災の原因になるだけでなく、煙によってハチがさらに攻撃的になり、思わぬ方向に飛び出してくることがあります。
3. 費用を抑えて駆除できる可能性も!お住まいの自治体制度を確認しよう
ハチの巣の駆除には費用がかかりますが、自治体によっては無料で駆除を行っていたり、費用の一部を補助する制度を設けている場合があります。
【無料で駆除を行っている自治体の例】
- 世田谷区:一部の要件を満たす場合に、スズメバチやアシナガバチの巣の無料駆除を実施。
- 府中市:市民の住居にあるスズメバチの巣に限り、無料で駆除を実施。
- 江東区:スズメバチの巣について、一部の条件を満たす場合に無料で除去。
【費用の一部を補助している自治体の例】
- 西東京市:スズメバチの巣の駆除費用の一部(上限10,000円)を補助する制度あり。
- 江戸川区:スズメバチの巣の駆除費用について、上限10,000円の助成制度あり。
ただし、これらの制度には、対象となるハチの種類や巣の場所、高さなどの細かい条件があります。
お住まいの地域の制度については、お電話やウェブサイトで確認してみましょう。
4. ハチの巣に遭遇したら「必ず守ってほしいこと」
ハチの巣を発見したら、安全を確保するために以下の点を守ってください。
- 静かにその場から離れる:ハチは動きに敏感です。大きな音や急な動きは避け、静かにゆっくりと後ずさりして、安全な場所まで避難しましょう。
- 室内にいる場合は窓やドアを閉める:ハチが家の中に入ってこないように、開いている窓やドアを閉めます。
- 役所や専門の駆除業者に連絡する:ハチ駆除は専門知識と専用の装備が必要です。ハチの種類や巣の場所に関わらず、まずは専門業者や役所にご相談ください。
まとめ:安全を第一に、プロにご相談を
ハチの巣は非常に危険です。特に夏から秋にかけてはハチの活動が活発になり、攻撃性も増します。不安に感じたら、決して無理はせず、私たちプロの駆除業者に相談してください。
お客様とご家族の安全を守るため、迅速に対応いたします。
ご相談・お見積もりは無料です。お気軽にお電話ください。