こんにちは!
今回は床面のワックス剝離洗浄作業についてご紹介致します。
床のタイルや塩ビシートと呼ばれる床材を傷などから守る為に
ワックス(保護膜)を塗布する事で、耐久性や光沢の美観などを与える事ができます。
しかし、経年による劣化による黒ずみや、ヒールマークなどの汚れや髪の毛、ホコリを含んだまま
ワックスを入れてしまう事で美観が損なわれる事があります。
こちらがワックスを塗布し、長年悔過した床になりますが
2枚目の写真は特にところどころ黒くくすんで見えますね。
これが酸化したワックスの黒ずみになります。
メンテナンスとしては通常の機械洗浄などでは除去が難しい場合が多いので
剝離(はくり)と呼ばれる作業でワックスを全て剥がしてしまうことで
床をキレイにする事ができます!
アルカリ性の剝離剤を床に撒き、しっかり反応させて
機械洗浄をしていく事で古いワックスを剥がしていきます。
これが剝離をしたワックスが載っていない状態の床です。
上の写真と見比べると全然違いますね。
床に剝離剤が残っていると、新たにワックスを入れたときに
密着不良を起こすので、水撒いてアルカリに偏った床を中和し
中性に戻してあげてから、新たにワックスを数枚入れてあげます。
※今回は3層ワックスを入れました。
こちらがワックスを入れた状態になります。
黒ずみは無くなり、光沢が綺麗に入りましたね。
この状態を維持するには、定期清掃で酸化したワックスを定期的にキレイにし、
床の状況に応じてワックスを入れてあげる事が大切になります。
当社ではこういった床のメンテナンスをプロの視点から行っていきます。
床のメンテナンスにお困りでしたら是非、ご相談下さい!