こんにちは。
今回は作業に関してではなく、
pH値についてご紹介したいと思います。
pH(ペーハー)値と言葉だけ耳にされた事がある方もいるかと思いますが、
この数値というのは【水素イオン指数】の数値を現したものとなります。
簡単に言うと、この液体は酸性なのかアルカリ性なのかというものですね。
数値は1~14があり
ざっくり1~6が酸性、7・8が中性、9~14がアルカリ性となります。
清掃において、このpH値がどう関わってくるのかと言うと、
汚れに対し、酸性の汚れなのかアルカリ性の汚れなのかを判断するのに重要になってきます。
汚れというのは、中性にすることで除去する事が出来るので
例えばキッチン周りの汚れは主に油汚れになり、油汚れは【酸性】となるので
アルカリ性の洗剤が有効となります。
逆に、お風呂場や洗面台の水垢などによる汚れは【アルカリ性】となるので
酸性の洗剤が落ちるという事になりますね。
市販されている洗剤の後ろ部分に
よく、弱アルカリ性、弱酸性、中性など記載があるので
もし良ければチェックしてみて下さいね。
油汚れや水垢などどちらにでも対応できるのが
中性洗剤となるのですが、こちらのpH値は7、8あたりになるので
油汚れを落としたい!という明確な目的があるなら、pH値9、10あたりに該当する
弱アルカリ性の方が有効という事になります。
pH値11~は強アルカリ性になり落ちはいいのですが
洗剤が強すぎて、材質の変色や、人体への影響に繋がる危険があります。
こういった薬剤の情報など、ご家庭でも応用できたりして便利ですので
定期的に発信してまいりますので何卒宜しくお願い致します。