約1年程前でしょうか、私の住む家のすぐ前を流れる川で大量の魚が死亡する事がありました。このような事はよくテレビやネットのニュース等でも取り上げられていますので、目や耳にする機会は多いと思います。ですが、いざそれが自分の住む街のすぐ目の前を流れる川で起きた事となると、さすがに凄く気になってしまいます。過去のブログにもあげていますが、私は釣りを嗜みます。地元を流れる川には良く釣り糸を垂れに行きますので、水質については自然と興味が湧いています。魚によって生息出来ない水質があり、勿論水温なども関連していますが、生活排水なども含めて街を流れる川には魚が生息出来ない状況の川もあるのです。人間には一度壊してしまった自然を元に戻す事が極めて難しいと理解していても、生活していく為にやむを得ず自然を破壊してきた歴史があります。蛇行していた川を、真っ直ぐにして護岸し生活排水を垂れ流す。私達が住む街の川を見れば一目瞭然ですね。私達の暮らしは自然を犠牲にして成り立っています。魚達の暮らしもまた、我々人間の犠牲の上に成り立っているのです。限りある自然、資源の元で私達は生きているんだと、1人1人が思いを馳せる事で、遠い未来に繋げて行けることが何かあるのではないか?そんな事をぼんやり考えてみたりする1日があっても良いかな?と思ったりしています。あ、私の家の前を流れる川には、まだこんな生命が息づいていました。カワムツって魚で、清流にしか棲めない魚です。