熱中症の予防

こんにちは!

早くも6月後半に差し掛かって参りましたが

既に気温が非常に高く、猛暑が続いておりますが皆様お身体に支障をきたしておりませんでしょうか。

 

今回は熱中症の予防について発信をしていきます。

 

そもそも熱中症になる原因ですが

・気温や湿度が高い等の“環境”による原因

・高齢や乳児であったり二日酔いや寝不足、精神疾患等“身体的”な原因

・激しい運動や長時間の屋外作業、水分不足または補給が出来ない等の“行動”による原因

 

上記点が挙げられます。

 

あまりご存知が無いかもしれませんが暑さ指数(WBGT)というものがあり湿球黒球温度とも言われる

1950年代にアメリカで提案された指標です。

この指数ですが算出方法ですが「気温」「湿度」「輻射熱」の3つを元に数値化をしています。

軸射熱とは地面や建物、体から出る熱のことで、温度が高いものほど輻射熱が出ます。

 

・気温⇒乾球温度

・湿度⇒湿球温度

・軸射熱⇒黒球温度

 

上記とし、屋外で日射がある場合暑さ指数は「0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度」、

屋内の暑さ指数は「0.7×湿球温度+0.3×黒球温度」という計算式によって算出することができます。

 

計算された数値に応じて危険判断の目安とする事ができます。

 

① WBGT31℃以上:危険
運動だけでなく、通常の生活活動だけでも熱中症になる可能性が高い状態です。
※WBGTが31℃以上という状態は、気温35℃以上に相当するとされています。

② WBGT28~31℃:厳重警戒
通常の生活活動を行うだけで熱中症になる可能性がある状態です。
日中の暑い時間帯の外出はできるだけ避け、午前中や夕方など気温が下がる時間帯を選びましょう。
運動を行う場合は、10~20分おきに休憩を取ってこまめに水分を補給する必要があります。

③ WBGT25~28℃:警戒
運動や激しい作業を行うと熱中症を発症する恐れがある状態です。
長時間身体を動かす場合は、適宜休憩を取ってこまめに水分補給しましょう。

④ WBGT25℃未満:注意
一般的に熱中症になる危険は少ない状態です。

 

上記のように数値での判断は可能ですが、上記数値に満たしていなくても

体調が悪かったり少しでもめまい等を感じたら無理をせず、水分補給をこまめに行いましょう。

 

よく熱中症を“卵”で例えられますが

「ゆで卵が生卵に戻らないように、脳も熱中症によりダメージを受けると後遺症が残る可能性がある」と言われています。

※ゆで卵と人体のたんぱく質から関連付けられた例えです。

 

この夏も昨年同様かそれ以上の猛暑が予想されるので

安全第一でお過ごし頂くよう宜しくお願い致します。