意外と奥深い拭き掃除
掃除と言えば『拭き掃除』
誰もが何気なく行っていて、さらに誰でも出来るのが拭き掃除ですが、無意識に行っている為意外と見落とされがちなアレコレが有ります。
①雑巾の種類
②水拭きと乾拭きについて
③雑巾の洗い方・絞り方
④拭き方のコツ
⑤消毒拭きの注意点
などがありますが、項目がが多いので何回かに分けて紹介していきたいと思います。先ずは①雑巾の種類について紹介いたします。
雑巾・タオル・ウエス・クロスの違いはご存知ですか?
A雑巾・・・拭き掃除で何度も使えるように四角く縫われた布(拭き掃除の為広げて両手・畳んで片手で扱い安い大きさで何度も洗濯して使えるように補強している)
Bウエス・・端切れで不定形の布(切れ端)なので何度使えない(機械油やオイル等の汚れを拭いたら直ぐ捨てる前提)
とりあえず大量のオイルなどの汚れを拭うだけで良いので形や色は不揃いでほつれがあっても気にせずに使います。
使用済みの布のほうが吸収性がいいので古着などを再利用します。
Cタオル・・主に体をふく目的の製品(拭き掃除目的の製品では無いので大きさは色々で補強はされていない、布製でない物もあります。例を上げるとペーパータオル等)
肌触りと吸水性が重視されます。もちろん物を拭くために使うこともありますが専用ではありません。
Dクロス・・物を拭く目的の製品で拭く対象によって様々なサイズと大きさがあります。
㊟この中に雑巾も含まれますが雑巾は布製で洗濯して繰り返し使える様に補強されていて大きさが両手で扱い安く均一に手で押さえて使うのに最適なサイズなのが特徴です。しかも両手で握り込める大きさなので固く均一に速く絞れます。
メガネクロス
ガラスクロス
繊維の縫製が細かく均一で拭きムラが出来難く
均一に絞れガラスを傷付けない柔らかめの材質で出来ています。
ただし目づまりしやすいのでこまめに濯ぐ必要があります。
清掃においてしっかりと均一に絞れるかで仕上がりや効率が違ってきたりします。水分が余分にあると拭きムラが出来たり、乾拭きの手間が余計にかかります。
タオルを拭き掃除用に切って縫ったら雑巾となります。ついでにウエスも四角く切って縫ったらそれは雑巾になります。
『雑巾』と言う言葉は日本独自の物です
海外には厳密な意味での雑巾と言う言葉はありません。
遥か昔から綺麗好きで掃除を大切と考え、もったいない精神を持つ日本人が端切れを再利用し拭き掃除の為に最適にカスタマイズして専用の名前を付けたのが「雑巾」なのです。
②から⑤は長くなるので少しづつブログにて上げていきたいと思います。