意外と奥深い拭き掃除③

雑巾の洗い方・絞り方

清掃の仕事では雑巾の絞り方についてもちょっとしたコツがあったりします。

YouTubeなどでも『雑巾の絞り方』で検索すると意外に沢山の動画が結構UPされていますので興味のある方は検索して見ると良いかと思います。

①絞り方の種類

横絞り

一般的にイメージする絞り方です。順手で握ります。

余分な水分が真ん中に残りムラが出来やすい。

逆手より力がかかりにくい。

 

縦絞り

逆手で縦に持って絞る。

逆手の方が力が入りやすく、水が下方向に逃げるのでムラが出来にくい.

 

握り絞り

おにぎりのように両手で握って絞る。

水中で行うと雑巾についた埃などの汚れが水圧で吐き出されてよくとれる(じゃぶじゃぶするより取れます)

わざと緩く絞る場合は有効(一度水分で汚れを浮かして拭く場合)

 

②コツ

・綺麗に畳んで絞る(水分が村なく均一に絞れます)

・体の近くで絞る(より軽い力で固く絞れます)

・縦に絞る(横にして絞ると中心に水分が残り易くなります)

・一度広げてパタパタさせて水分を飛ばす。

・どうしても固く絞れない場合は乾いたタオルを挟んで絞ると良いです。(力が弱い方にも有効な方法です)

 

雑巾を硬く均一に絞れると吹き跡や吹きムラも出来にくく、次の乾拭きの作業が捗り乾いた雑巾を何枚も用意する手間も省けるので仕上がりや作業効率に意外に影響があり清掃作業では割と重要なポイントになります。

新人研修等で練習したりするところもあるくらいです。

清掃の現場では少しでも良い仕上がりで、よりスピーディーなサービスをお客様に提供出来るよう日々細かい見直しが行われています。

ご家庭でのお掃除でも役立ますので参考にしていただければと思います。