こんにちは!
今回は界面活性剤について記載していきたいと思います。
界面活性剤という名前はよく耳にされたことがあるかと思います。
洗濯用洗剤や台所洗剤等の一般家庭でも使用される洗剤で
油と水など本来混ざらない物質の性質を変化させて混ざるようにする物質です。
簡単にいうと、汚れを吸着させて落としやすくするものになります。
我々業者も使用している洗剤も、そのほとんどに界面活性剤が入っており
清掃には無くてはならないものです。
界面活性剤は油になじみやすい【親油基】と水になじみやすい【親水基】が合わさったもので
これらが油と水に吸着して引き合わせる磁石のような役割を果たしています。
メリットとしては先程前述したように
油と水を引き合わせるので、油性の汚れと水性の汚れを引き合わせて取れやすくする事です。
このメリットはデメリットにもなり、例えば
石材やワックスを塗るような長尺タイル等、水洗いで界面活性剤の残留の恐れがない場所では有効ですが
カーペットのような繊維床は完全な除去が出来ない為、どうしても界面活性剤が繊維に残ってしまいます。
界面活性剤が残るという事は汚れを吸着しやすくなるという事なので
清掃直後はキレイでも時間が経つとすぐに汚れやすくなってしまいます。
カーペットのような場所を清掃する際は、洗剤成分に気を付けて作業をしなければなりません。
汚れの除去や清掃全般に関してお困りでしたら是非ご相談下さい。